M.Tarandus 飼育マニュアル

ブリードに挑戦しよう(割出編)


雌の穿孔から3〜4週間が経過したら卵の割り出しを行います。幼虫で割り出す場合は、更に2週間ほど待ってから行ってください。このページでは割り出し方法と、割り出した卵の管理方法を中心に解説させて頂きます。


1.雌の穿孔した口から少しずつ、坑道に添って剥がすように材を割っていきます。ナイフやドライバーを使う際は、手を切らないように十分注意して行ってください。TARANDLANDでは歯科技工士さんの使う、石膏鉗子という器具を使用しています。


2.坑道に添って割っていくと、産卵を終えて休んでいる雌の姿を確認することが出来ると思います。たいていは雌のいる周辺に産座が作られ、緑色の卵が産み付けられています。卵は産座の中に固め産みしていることが多いので、つぶしてしまわないよう、慎重に取り出してください。


3.取り出した卵は乾燥を嫌いますので、湿らせたティッシュペーパーをプリンカップの底に敷き、その上に卵を乗せて一時的に保管します。卵にカビが移ってしまっている場合は、軽くティッシュの上で転がして綺麗にします。


4.60cc〜120cc程度のプリンカップを用意し、良質な二次発酵マットをカップの底1センチくらいまで固く詰めます。固めたマットに直径5mmくらいの穴を開け、その中に卵を落とし込みます。60cc〜90ccカップの場合は1個、120ccカップの場合は2個ぐらいに止めておくのが無難でしょう。卵を入れたら、カップの口いっぱいまで発酵マットをふんわりと乗せ、フタをして針先などを利用して通気穴を4カ所ほど開け、カップを裏返しにして管理します。(ハッチェリー法:九州のプロショップ・ハッチェリービートルの店長、ハッチェリー氏考案の卵管理方法)


5.卵の割出タイミングにもよりますが、1〜2週間で孵化が始まります。卵がマットの水分を吸って膨らみ、幼虫が透けて見えてきたら、孵化間近です。
※マットの水分が多すぎると、卵が破裂したり、腐ったりする恐れがありますので注意が必要です。ちょっと少ないかな?程度がおすすめです。
孵化後1週間〜10日程度マットで管理し、幼虫がしっかりしてきたら菌糸ボトルやカップに移します。


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