M.Tarandus 飼育マニュアル
幼虫を飼おう(その1)
タランドゥス幼虫の飼育方法を簡単にまとめてみました。飼育環境はTARANDLANDをモデルに書かれています。最終的には皆様の環境に合った飼育方法を見つけ出して下さい。
- 使用菌床:RCADIA SUPER WHITE
- 管理温度:24〜26度
1. 幼虫が生まれたら?
卵で割り出しを行った場合、産卵のタイミングにもよりますが、数日から数週間で孵化が始まります。孵化後すぐの幼虫は弱いので、質の良い発酵マットに入れて管理します。1週間ほど様子を見て、幼虫のお腹が茶色くなってきたらマットをしっかり食べている証拠です。幼虫で割り出した場合も、お腹が茶色くなっていれば菌糸瓶への移し頃。もしまだ真っ白だった場合は、孵化したての可能性が高いので、しばらくマットで管理し、様子を見ます。
2. 最初の菌糸瓶
孵化した幼虫がしっかり食べているのを確認できたら、いよいよ菌糸瓶に投入します。我が家で使用するのは、カワラ菌床を崩して自分で詰めたものです。市販のものでもかまいませんが、必ずカワラ菌床を使うようにしましょう。投入するボトルのサイズですが初令幼虫の場合、一般には120〜200cc程度のプリンカップを使用することが多いと思います。我が家では、150ccのプラスチックボトルを使い、2令後期〜3令初期まで管理しています。
3. 二本目への交換
2令後期〜3令初期になったら、900ccまたは2Lのボトルに交換します。♂の場合は最初から大きめのボトルに入れた方が大きくなるように思います。♀であっても小さなボトルで管理するよりも、大きなボトルで管理した方が大きくなります。♂♀の判別方法ですが、お尻の先から3〜4節目付近に黄色い対斑を探し、対斑(卵巣)の確認できるものを♀と判断して、概ね間違いありません。時に白っぽい対斑を持つ幼虫も見られますが、これは♂の精巣の可能性があります。これを見間違えると、判別を間違えることになります。
4. 交換のタイミング(900ccの場合)
2令後期の幼虫を900ccのボトルに投入した場合、おおよそ60日ほどで交換の時期が来ます。2Lボトルの場合はもう少し長くなりますが、右の写真のボトルは少々引っ張りすぎです。大人しく食べてはいますが、もう少し早めに交換した方が良いと思います。この時点で37g前後に育っていると、80mm越えの有力候補となります。
5. 交換のタイミング(2Lの場合)
2Lボトルへは3令になってから投入することが多いと思いますが、900cc同様、45日〜60日ぐらいが交換の目安となります。写真のように下の方からゆっくり食い上がってくるのが理想ですが、途中でオガが粗くなり始めたら日数が経過していなくても交換しましょう。放っておくと菌床を崩すだけで、食べずに走り回る「暴れ」が発生します。